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(00/08/14更新)
最近,NexStarを使い込んできて,改めて分かってきたことがあります。
それは,小型でありながら高倍率で惑星などを観る場合,駆動モーターとギアの動きがとてもシビアに関わってくるということです。ここでは,「マウントの強度」と題して,ギア構造による「マウントの動き具合」,三脚との組み合わせによる「総合的な強度具合」を紹介していきたいと思います。
ギア構造に大きく関わってくる「4.自動追尾性能」は,後日実際に動かした結果を基にして比較してみたいと考えています。
| NexStar5の内部構造を見てみよう
(00/08/14更新) |
まず最初は,NexStar5の内部構造を見て,日ごろ気になっている動き方との関わりについて考察してみます。NexStar5の内部構造は,すでにScopeTronixサイトで紹介されているので珍しいものではありません。私も,このサイトで初めて内部を見たのですが,ETXとの構造の違いにとても興味を持ちました。
いちばんの違いは,赤緯(Dec)モーターがスーパーギアであることでしょう。多くのドイツ式赤道儀で採用されているウォームギアと違い,このギアが持つ特性が,最近気になっています。
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| 赤緯モーターは反対側から見えるのですが,この写真中央部には,90度折り曲げて駆動を伝えるギアがあります。下の写真に拡大を載せています |
比較的簡単に取り外しができるカバー部は,基本的にプラスチックです。ここのカバーを取り外すにはかなり手間取ってしまい,あまり何度も外すのはイヤだなといった感じ |
今回,内部を見てみようと思った理由の1つに,ETXの時のような,何か改造する余地があるかどうかを見極めたいということがあります。しかし,ギア系統をいじる余地はなく,元々ボディがモーターによって共鳴するような問題もないため手を入れる余地はないように見えました。
完成された理想的な構造だと感じます。
| 赤緯(Dec)駆動部 |

上側が赤緯,下側が赤経駆動モーター |

動いているところをムービーで見る
(Microsoft MPEG-4 VideoCodec2) |

動いているところをムービーで見る
(Microsoft MPEG-4 VideoCodec2)
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赤緯,赤経共に同じモーターが使われていました。型番は,画像をクリックすれば判別できますが,フィリップスのDCモーターです。
赤緯モーターは,左の写真のように駆動を90度曲げてから,上の写真のように巨大な歯車へ動きを伝えています。
最近,星を見ている際,赤緯モーターのバックラッシュがとても気になる時があります。ギアー構造を注意深く見ながら動かしてみたのですが…,ギアの遊びだと思っていたものは,実はモーター自体の動きであり一瞬逆転するような挙動を示していました。う〜ん。改善の余地は無しぃ
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底面に付けられている赤経ギアー部も見てみたい…。
そう思っていたのですが,工具がなかったのであきらめざるを得ませんでした。
| 赤経駆動(モーター)部 |
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赤緯,赤経共に同じモーターが使われていました。型番は,画像をクリックすれば判別できますが,フィリップスのDCモーターです。
どんな特性なのかなぁ…,とデータシートをネットで探してみたのですが見つかりませんでした。残念
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| 本体電子回路部 |
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私の所有しているNexStar5は,ファームウェアバージョンが「3.13.13.10」です。
NexStarのソフトウェアは,上の写真に見られるROMパッケージに書き込まれています。将来,機能がガラっと変わるほどのバージョンアップがあった際,ROMだけを送ってもらえるようなサービスができないかなぁ…。
まぁ,普通に考えれば,動作保証問題から無理だろうけれど |
今回,内部の構造を見たことで得たもの…。
それは,いちばんに前述したようにバックラッシュ問題はDCモーター自体の特性だったということでした。200倍近い高倍率で惑星を観ているときは,気になる問題だっただけに複雑な想いです。
解決策は,唯一,鏡筒のバランスを厳密に保つということだけに絞られそう。
三脚によるマウント性能は,このページのアップデートで突き詰めていこうと思います。
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